健康管理

猫ちゃんの歯磨き

猫ちゃんを飼っている皆様、デンタルケアをしていますか?

歯周病はありふれた病気になっており、口腔のレントゲン検査を行った猫147頭の72%で歯周病が認められたという報告まであります。

 

歯周病が進むと全身麻酔下での歯垢歯石除去(スケーリング)などが必要になってしまうため、ご自宅での日々のデンタルケアがとても大切です。

ご自宅で行えるデンタルケアとしては、ガーゼや歯ブラシを使用したブラッシングが効果的です。しかし、猫ちゃんに対してブラッシングを毎日行うことは難しく、慣れるまでは工夫が必要です。

 

ガーゼや指を使って徐々にデンタルケアに慣れてもらい、歯ブラシも許容してくれる猫ちゃんを目指しましょう!

現在、我が家の猫はガーゼを使ってブラッシングトレーニングを行っています。

 

アニホスでは外来での歯磨きおよび歯磨き指導を実施しております。お気軽にお申し付けください。

尚、顎骨骨折などのリスクが大きいため無麻酔での歯石除去は推奨されていません。デンタルケアで歯石の付着を防ぎましょう。

 

獣医師 高野

 

 

■参考資料

日本獣医学会HP「無麻酔下の歯石除去について」

https://www.jsvetsci.jp/10_Q&A/v20131004.html

 

2019 AAHA Dental Care Guidelines for Dogs and Cats

https://www.aaha.org/aaha-guidelines/dental-care/dental-care-home/

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予防接種へ行きました

11月に入り本格的な冬になり、いよいよインフルエンザの時期がやって来ました

私もインフルエンザの予防接種を打ちに行きました

痛かったですが頑張りました

みなさまも体調にお気をつけください

 

看護師 児玉

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ペットケアモニターで愛猫のトイレ事情が丸わかり!?

オシッコはいつから出てないですか?

いつも1日に何回くらいオシッコをしますか?

最近、オシッコの量が増えてきていませんか?

トイレに何回も入るけどオシッコが出ない感じがありますか?

などなどこれらはオシッコに関する問診の一部ですが、どれだけの人が正確に答えられるでしょうか。私も1頭のネコ(ノアといいます)と暮らしていますが、なかなかこれらを正確に把握することは難しいです。多頭飼育であればなおさらだと思います。こういうオシッコの変化に気づくことはいち早く病気を見つけるためにはとても大事なことです。

ペットケアモニターは

・体重

・尿量

・尿の回数

・トイレの滞在時間

・設置場所周辺の温度

が分かります。

多頭飼育の場合は個体識別バッジを使用することで最大3頭まで識別できます。

オシッコに変化が出てくる病気は多いです。例えば腎臓病、糖尿病、甲状腺機能亢進症、膀胱炎、尿道閉塞などなど。愛猫の健康なときのトイレ事情(正常)を知ってこそ、オシッコの変化(異常)に気づくことができるのですね!

ペットケアモニターがそんな私たちの悩みを解決してくれる救世主!?になりそうな予感です!

 

獣医師  中村

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肝細胞癌(犬)

数ヵ月前に手術を実施しました肝細胞癌のわんちゃんのCT-3D画像です。

1枚目の画像の緑色の部分が全て癌です。
上腹部を占拠するように肝細胞癌が存在します。
これだけ大きくてもわんちゃんの肝細胞癌は他に転移がなく外科切除でしっかり取り切れれば完治も見込めます。
2枚目の画像は癌の中を走る血管を描出したものです。
肝臓腫瘍を切除する場合、予めCT画像を撮影してこの血管走行を頭の中に入れながら手術をします。
肝臓の中を走る大きな血管から出血をさせてしまうと命取りになりかねません。
安全性を担保しつつ確実に癌を取り除くためにアニホスでは、予めCT検査を実施した上で手術プランを複数の獣医師でディスカッションしております。

このわんちゃんも無事に腫瘍を取り切り、とても元気になりました。
現在は再発がないか定期チェックをさせていただいてます。

獣医師 高木勝久
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SHARP 猫専用トイレ

こんにちは。

今日はSHARPさんが出している

猫用システムトイレ型「ペットケアモニター」についてお話させていただきます。

 

私が飼っている猫、みたらしもこのシステムトイレを使っています。

トイレに入った際に計測されたデータはクラウド上で解析され、携帯にデータが送られてきます。

どのようなデータが送られてくるのかを写真で紹介したいと思います。

1枚目:1週間ごとのデータのもの

2枚目:1ヶ月ごとのデータのもの

 

下記の写真のような画面が確認できます。

みたらしは尿量と体重のデータをグラフで表示していますが

尿回数やトイレ滞在時間などの表示もできます。

排尿だけではなく、排泄した際もお知らせがくるようになっています。

 

みたらしは腎臓の機能が通常より少し低下しています。

まだ初期症状ですがこれから尿量や体重のチェックなどが大切になってきますので

このシステムトイレを使用して尿量・体重のチェックをしています。

 

ペットケアモニターを使用してみて

仕事上家にいる時間が少ない分、排尿しているか不安になります。

ですが、システムトイレを使用して排尿・排泄した通知がきますので少し安心感があります。

これからもシステムトイレでみたらしの健康チェックをしていきたいと思います。

 

動物看護師 三上

 

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