健康管理

ジョイントマットの誤飲に注意

こんにちは!
あっという間に10月の中旬。本格的に寒くなってきましたね。
我が家の猫も毛布にくるまって寝ています。

さて、本題に移りますが最近ジョイントマットの誤飲が増えてきています。誤飲してしまったら胃にある場合は吐かせる注射、場合によっては内視鏡での異物除去をします。腸にある場合は開腹手術によって腸内の異物を取り出し、腸の損傷や壊死が見られたら腸の一部を取り除く処置が行われます。

ジョイントマットを使われているお宅は
かじったかけらが散乱していないか?
歯型がついていないか?
かじって無くなっている部分がないか?
注視される事をオススメします。
そして万が一と思ったら早めに受診ください。

看護師 尾崎



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みんなで楽しむ秋の味覚♪

こんにちは。

9月後半に差し掛かり、朝夕はお散歩しやすい気温になってきましたね🍁

 

スーパーにも秋の味覚が並び始め、かわいいご家族と一緒に味わいたいフルーツがたくさんありますが、中には危険なものが隠れています。

例えば、、、

・ブドウ…急性腎不全を起こす危険があるので動物に与えてはいけません。レーズンやマスカットも同じく注意が必要です。

・リンゴ、梨、柿…大きいままだと上手に飲み込めず、食道に詰まることで消化管閉塞をおこす危険があります。皮をむいて種を取り除き、細かくカットしてください。

・桃…誤って種を飲むと、小腸に詰まることで消化管閉塞をおこす危険があります。皮をむいて種を取り除いてください。

 

多くのフルーツが、皮や種の中に動物にとって有害な物を含んでいます。また、糖分過多や消化不良となることもあるため、食べすぎには注意が必要です。

 

写真は、休日の自分へのご褒美にスーパーで買ったフルーツです😊

このブログを読んでくださった飼い主様には、この写真がまた違った見え方になるかもしれませんね。

 

皆様も、可愛いご家族も、一緒に楽しく食欲の秋を楽しみましょう♪

 

獣医師 大塚

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当院で対応可能な整形外科手術について

ペットクリニックアニホスでは、各種整形外科疾患に対しても外科治療とリハビリテーションを行っており、近年は様々な整形外科手術を積極的に実施しています。

先日、脛骨高平部水平化骨切術(TPLO)の術前評価のときに、アニホスで手術対応可能なことをご存じない飼い主様がいらっしゃいましたので、この場を借りて少しだけアピールさせてください。

 

最近は膝関節疾患と股関節疾患が多く、ついで四肢の骨折が多く来院されます。

整形外科は他院からの紹介も多く、高所からの落下などによる粉砕骨折・脱臼の比率が多くなっています。

 

ワンちゃんネコちゃんの整形外科疾患は手術適応となる疾患(=強い痛みを伴う)が多く、その大部分が手術により生活の質を改善させることが可能です。

もちろん、不必要な手術は避け、手術以外の治療方法が有効な方には適切な内科治療をご案内しています。

 

また、股関節全置換術などの当院で実施が困難な疾患に関しては、高次医療機関と連携し対応しています。

術後管理や退院後のフォローアップ(リハビリテーション)も責任を持って行います。

 

以下に、近年アニホスで実施した整形外科手術を記載しておきます。

今後はホームページなどでも情報発信ができればと思っております。

 

獣医師 高野重徳

 

 

<近年実施した整形外科手術症例の抜粋>

■膝蓋骨脱臼(グレード2−4)

滑車溝楔状(ブロック状)

内側支帯および外側支帯の縫縮・解放術

脛骨粗面転移術

大腿骨矯正骨切術

 

■前十字靭帯断裂

関節外法

脛骨高平部水平化骨切術(TPLO)

脛骨頭側楔状骨切除術(CTWO)

 

■骨折・脱臼

橈尺骨骨折

尺骨近位骨折

上腕骨遠位骨折

脛骨骨折

大腿骨骨折

中足骨骨折

骨盤骨折

肘関節脱臼

膝関節脱臼

股関節脱臼

足根関節脱臼

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うっかり食べてしまわないように

暑い日々がまだまだ続きますが、体調など崩されてはいませんでしょうか?

ワンちゃんのお散歩は涼しくなってから…と思っても、夕方や夜に外へ出るとむっとした熱気が押し寄せてきて、一体いつにすれば良いのだろうかと困ってしまいますね。

8月も半ばを迎え、9月になれば少しは気温も下がって…と期待しつつ毎日を過ごしております。

夏休み中でどこかへ出掛けたり、旅行先からお土産を買って帰る方も多いと思われますが、うっかりテーブルに置いたままにしておいたらワンちゃんやネコちゃんが食べてしまったという事故を招く事があります。

食品だけではなく、包装紙、包装紙を縛っていた紐、持ち帰り用のビニール袋、見慣れない形の人形や置物などはワンちゃんネコちゃんにとっても珍しく、気になる存在です。

せっかくの夏休みに慌てて病院へ、という事故に繋がらないよう、管理にはご注意ください。

 

看護師 角田

 

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我が子の紹介です!

こんにちは!

いよいよ夏本番が近づいてきたように思います。

夏はわんちゃんねこちゃんにとって体調管理が難しい季節になりますので、飼い主さま含め体調にはどうぞお気をつけください。

 

私が獣医を目指すきっかけとなった存在に実家のペットたちがいます。

そんな大切な家族を紹介します!

 

現在、実家には13歳になる猫のギー似(ギーニ)ちゃんがいます。

名前の由来は先代の猫のギーちゃんに柄がそっくりであったためですが、今はぎんちゃんという愛称で心底愛でております。

幸いこれまで大きな病気もなく、病院に行くとしても年1回のワクチンくらいでしたが、今年の血液検査で少し腎臓の値が悪くなっていることがわかりました。

 

慢性腎臓病は

•ねこちゃんでは特に発症率が高い

•予防、治療が難しい

•早期発見が難しい

など飼い主さまの頭を悩ませてしまう病気の1つです。

 

慢性腎臓病は初期では臨床症状を示さないことも多い病気ですが、定期的な血液検査や尿検査は病気の早期発見につながります。

 

初期の慢性腎臓病の場合、体の電解質などのバランスを整え、腎臓の負担を軽減させる食事療法の提案をさせていただくことがあります。

 

アニホスでは、慢性腎臓病のわんちゃんねこちゃん用のごはんも置いておりますので、何か異常を感じた場合やご不明点がある場合はご相談ください。

 

獣医師 大竹

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