健康管理

若い子も健康診断!

みなさんこんにちは!
メディカルトリマーの上田です。

みなさん健康診断はお済ですか?
人はもちろん、ワンちゃんネコちゃんも
1年に1度は健康診断をおすすめしています。

先日、我が家の愛犬シーズーのかりんも健康診断をしてもらいました!
まだ3歳ですが年齢を問わず突然病気を発症する場合もあります。
「うちの子まだ若いから大丈夫!」と思う方もたくさんいらっしゃると思いますが、
ちょうど一気に寒くなってきたこの時期に是非健康診断おこなってみてください☆
何かわからないことなどあればお気軽にスタッフにお問い合わせください。

ちなみにかりんは中性脂肪が高かったので
家族で「ダイエット頑張ろうね」と話し合ういい機会にもなりました。(笑)


上田
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ワクチンのお話し

じりじりとアスファルトを焦がすような夏の季節から、いつの間にかひんやりとした涼しい風の吹く季節、秋になりましたね。
川沿いでBBQをしたり、公園やドッグランで遊んだりと、アウトドアを楽しむのにも快適な季節です。

でも、ちょっと待って!
ちゃんと混合ワクチンの接種やフィラリア予防できていますか?

わんちゃんや人にも感染する伝染病のひとつに「レプトスピラ症」という病気があります。
レプトスピラ症をおこす原因となる細菌により汚染された水を直接飲んだり触ったりすることで感染します。日本国内では沖縄県での感染報告一番多いのですが、最近では千葉県でも人がこの病気に感染したとニュースになりましたね。

多くの血清型があるため完全ではありませんが、ワクチン接種による予防が可能です。都内ではほとんど見られない病気ではありますが、旅行などで流行地域へ移動される場合には必要性が高まりますので、飼主さまの生活スタイルに合わせた選択をしワクチン接種をすることをお勧めいたします。

ワクチンのことをもっと詳しく聞きたい、何種のワクチンを接種すればいいかわからない場合など、お気軽にスタッフまでお申し付けください。


獣医師 渡辺亜希奈
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敬老の日

今年は9月19日が敬老の日ですね。
敬老の日に合わせて、おじいちゃんおばあちゃんに会いに行く方も多いのではないでしょうか。

さて、ワンちゃんネコちゃんも高齢化社会。
アニホスにも高齢のワンちゃんネコちゃんがたくさん通院しています。

室内飼育や予防薬の普及、医療技術の向上に伴い、年々平均寿命が上がり、
大手ペット保険のアニコム損害保険と東京大学の共同調査(2015)では、
日本で飼育されている犬の平均寿命は
小型犬 14.2歳
超小型犬 13.8歳
中型犬 13.6歳
大型犬 12.5歳
超大型犬 10.6歳
との結果がでました。
ちなみに、平均寿命が1番長い犬種はイタリアングレーハウンドだとか!

シニアになると、腫瘍や心疾患など、命にかかわる病気になる可能性が高まります。
人間と同じで、早期発見がとても大切。
普段から体を隅々までチェックしながらたくさん撫でてあげる事や、体調に気を付けながらお世話をしてあげることで、体のできものや不調にいち早く気づいてあげてください。

私のオススメは、週に1回、ゆっくり時間を取って、鼻の先から足の先までマッサージしてあげることです。
特に、毛が長かったり、体を触られるのを嫌がるワンちゃんネコちゃんは、腫瘍などのできものの発見が遅れる傾向にあるので、普段から習慣づけるといいですね。

敬老の日やお誕生日などのタイミングでの、Dogドッグ、Catドッグもおすすめします。
身体検査、レントゲン検査、超音波検査などで、見えない部分の定期健康診断ができます。
介護などの悩みも、どうぞご相談くださいね。

愛犬、愛猫が『元気で、長生き』できるように、
そして家族も、明るく幸せに過ごせるように、
これからもどうぞお手伝いさせてください♪

獣医師 望月
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胆泥症

数日前に実家のミンちゃんの手術をしました。
胆嚢摘出の手術です。

ミンちゃんは以前から胆嚢内の胆汁がどろどろになる胆泥症がひどかったものの、心臓も相当悪いために手術を見合わせていました。
しかしながら6月に入りどろどろになった胆汁が総胆管に詰まり肝障害を起こしてしまいました。
集中治療で手術できるまで状態が改善できたので、心臓に極力負担をかけない麻酔方法を選び、無事に悪い胆嚢を取ることができました。

一昔前までは胆泥症には臨床的意義はないと言われてきましたが、ここ数年は胆嚢の病態が大分解明されてきています。
予防的な胆嚢摘出手術に関しては未だ賛否両論ですが、実際に摘出した胆嚢の中に入っているどろどろに固まった胆泥をみているとこの胆嚢が正常とはとても思えません。
今回の手術で少なくとも胆嚢には今後悩まされることはなくなり一安心。

手術に痛みはつきものですが、痛みも極力減らせるように麻薬性の鎮痛剤で手術中から疼痛管理をしました。
半年前に自分が怪我をした時にも痛みを減らすことの大切さは身を持って実感しています。
写真は手術後30分のミンちゃん、とてもお腹を開けて胆嚢とって、肝臓や膵臓を生検したとは思えないですよね?
疼痛管理をしっかり行っているとはいえ、動物の生命力ってすごいですよね。

同じ手術をするにしても施設によって手術や麻酔管理の腕、痛みを含めた術後管理の技術は雲泥の差です。
ここはアニホスの外科技術とチームワークの腕の見せ所です。
今回も遅くまで手術に付き合ってくれたスタッフに感謝。
自分がいない日にも安心して術後経過を任せられます。

自分のうちの子だけじゃなくて、他の患者様にも同様に最善の方法を提供できるように、日々アップデートです。

高木勝久
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咳にご用心

「うちの子、咳をします」

この時期に増えるお悩みです。

元々気管が弱いわんちゃんが、冬の乾燥・寒暖差などが引き金になり、頻繁に咳をするようになるケースが、多いように思います。

お部屋を加湿してみたり、首輪を胴輪へ変えてみることで
症状が軽くなるケースもあります。

ただし、一概に『咳』と言っても、心臓・肺・気管支・気管のどこに疾患が隠れているかは、
身体検査やレントゲン検査、血液検査等をしないとわからないことが多いです。

原因疾患によって治療方針が変わってきますので、

うちの子、なぜ咳が出るんだろう?と思ったら、どうぞ一度診察を受けてみて下さいね!


獣医師 望月
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