こんにちは!近頃だんだんと暖かくなってきていて春が待ち遠しいですね~。
本日は2/22(にゃん・にゃん・にゃん)猫の日!ということで、今回は私が実家で飼っている愛猫についてご紹介させていただきます!
左が「まる」、右が「うに」といいます。実はこの子たち、スコティッシュフォールドの兄弟なんです!スコティッシュフォールドは立ち耳の子もいるのです。みなさんご存知でしたでしょうか?
折れ耳がチャームポイントのスコティッシュフォールドは人気の猫種ですよね!甘えん坊さんで、よくおしゃべりしてくれます。
しかし、折れ耳の子は立ち耳の子に比べて病気になりやすいと言われています。なぜでしょうか?
遺伝性の疾患である、骨軟骨異形成症はスコティッシュフォールドでなりやすい代表的な疾患です。チャームポイントの折れ耳は耳軟骨の異形成によって折れています。耳軟骨をはじめとして、体の様々な場所に骨の異形成が現れてしまい、足などの関節に異形成が起こると痛みを伴うこともあります。
実は「まる」にもしっぽと後ろ足に骨の異形成があります。軽度で生活には支障はないのですが、遊ぶときは硬いフローリングや擦れそうな畳の上ではなく、柔らかいカーペットの上などで遊ばせています。2匹で仲良く追いかけっこしてるときは制御できないのでしょうがないですが…
そのほかに、耳が折れているために通気性が悪く、耳の疾患にもなりやすいため、定期的に耳掃除が必要な子もいます。猫の耳の皮膚はとてもデリケートなので、お家では無理せず、いつもより耳を気にするような仕草をしたり、お顔を振るなどの様子がございましたらお気軽にご相談ください!
このように、猫種によってなりやすい病気は多くあります。猫種についての歴史や、どうやってその種類が誕生したのか、なりやすい病気などを調べてみると勉強にもなります。
みなさんも改めて、お家のねこちゃんについて知る機会を作ってみてはいかがでしょうか?
看護師 福本