カルガモの親子

5月30日、日本大学生物資源科学部に出かけた。台風2号の去った後でものすごい風が吹き荒れていた。
学内の本館横にある池で、毎年のことではあるがカルガモが子供を連れていた。今年は5羽の子供たちである。

風の強い中、母親が本館喫茶店の横を子供たちを連れて歩いてきた。
のんびり和やかな光景である。

しかし、今日はいつもと勝手が違った。
折からの強風にあおられて子供が転がった。

それを見ていた女子学生がポリ袋を手にはめてその子を拾い上げて池に戻した。
次々と子供を捕まえて池の中に離していた。
人間のにおいがつくといけないのでポリ袋を手にはめたらしい。

動物のことをよく知っている学生たちでした。

ほっとした一幕でした。





フィラリア予防の時期です。忘れないようにいたしましょう。
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肥満のネコやイヌも糖尿病を発症、増加傾向に

肥満のネコやイヌも糖尿病を発症、増加傾向に
2011/05/27(金) 

ペットを愛する多くの飼い主同様、米テキサス州在住のChristine Wong 氏はペットのネコ “Kiki”の具合が悪いときに、ためらわずに近所の獣医に連れて行った。血液検査と尿検査後、Kikiは糖尿病と診断された。
.全米チェーンの動物病院、Banfieldペット病院(本社オレゴン州)の「2011 State of Pet Health Report(2011ペット健康レポート)」によると、米国のイヌ、ネコでは肥満化とともに糖尿病の増加傾向がみられ、2006年以来、イヌで32%、ネコで16%それぞれ増加したという。人間同様、ペットの糖尿病は肥満と関連しており、生涯にわたる監視と治療が必要となる。

同病院の獣医師Denise Elliott 博士によると、太ったネコはやせたネコに比べ糖尿病発症率が6倍高く、「糖尿病のネコで最も重要なのは減量プログラムの実施で、インスリン注射との併用で減量ができれば、糖尿病の多くの問題が解消する」と述べている。

同報告に基づき、研究者らは全米770カ所の動物病院で治療を受けた250万件のイヌおよびネコの記録の分析を行った。その結果、イヌ、ネコとも糖尿病の症状として、多尿、多飲、体重減少(食欲旺盛にも関わらず)が挙げられている。早期に診断・治療されずに疾患が進行すると、イヌは白内障を発症し、ネコは後ろ脚が弱くなる。

糖尿病には2タイプあり、1型(インスリン依存性)は膵臓がインスリンを全く、あるいはほとんど産生できない。罹患しやすい犬種は、ビション・フリーゼ、ケアンテリア、ダックスフント、キースホンド、ミニチュア・プードル、プーリーなど。ネコの場合は2型糖尿病(インスリン非依存性)が多い。2型では、膵臓はインスリンを産生するが体がそれに正常に反応しない。罹患しやすい猫種は、メインクーン、ロシアンブルー、シャムネコだという。

糖尿病のイヌは通常、生涯にわたる治療が必要となり、特別な食生活に加え、通常は1日2回のインスリン注射を要するが、展望は明るいという。米ミズーリ大学(コロンビア)獣医臨床病理学助教授のCharles Wiedmeyer博士は「一般的に正しく治療されたイヌは長生きする」と述べている。同氏らは最近、従来の治療法が奏功しない糖尿病のイヌに、ヒト用持続血糖測定(CGM)を導入。CGMは皮膚下1インチ(約2.5センチ)に埋め込む装置で、動物病院のケージ内ではなく毎日の家庭環境下で血糖値の詳細な情報が得られる。通常のインスリンレジメンでは、ペットは医院で1日の間、2時間ごとに採血されるが、不慣れな環境下ではストレスから結果が不正確になりやすいという。

糖尿病のペットと暮らすのは容易ではない。前出のWong氏にとって、当初最も大変だったのはインスリン注射だったという。しかし今は楽になり、仕事に行く前と帰宅後、12時間ごとにKikiに注射をし、折に触れての診察と改善された食生活を続けている。毎月約65ドル(約5,300円)の治療費も気にならず、「Kikiとは以前よりも親密になった」と同氏は述べている。

[2011年5月13日/HealthDayNews]
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熊本の赤ちゃんポスト

 熊本市は25日、親が育てられない子供を匿名で受け入れる同市の慈恵病院の赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)に、2010年度は18人が預けられたと発表した。


「生活困窮」、「未婚」、「パートナーの問題」、「不倫」など理由は様々。

被災地のペット、原発の地元住民のペット、仕方なく別れなくてはならないペット。
生活する中で、いろいろの環境があるが、震災という自然災害であれば無理やりの別れであっても納得しなくてはならないのだろうか?

別れることにおいてはどちらもつらい心境・・・。

 ペット版の 「コウノトリのゆりかご」を作ったら、預かるペットがものすごい数になる?

当院でお預かりしている被災犬は相変わらず元気にしています。
スタッフのみんなにかわいがられ、わが物顔という感じで暮らしています。
被災家族の方は、今は別れて暮らしていても、将来はまたペットと楽しく暮らせる日が早く来るといいですね。


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在宅酸素療法の患者宅で火災

 厚生労働省はこのほど、在宅酸素療法を実施している患者宅で発生した火災により、新たに2人が死亡していたことが分かったと発表した。
 日本産業・医療ガス協会医療ガス部門のまとめによると、今回明らかになった事例以外で、在宅酸素療法を受けている患者宅で火災が発生し死亡または重症となったのは、2003年12月以降で32件にのぼる(5月12日時点)。32件中28件が焼死や一酸化炭素中毒を含む死亡、3件が重症(火傷)後に死亡、1件が重症。喫煙を原因とする火災が多く、ストーブなども原因となっている。
 厚労省は酸素吸入時のたばこやストーブなど火気の取り扱いなどについて改めて注意を呼びかけた。


 このような記事があり、これは人間の在宅酸素療法であるが、当院でもワンちゃん、にゃんちゃんに酸素吸入を在宅で希望する症例が増えています。同じように在宅酸素療法になりますので、ちょっとした不注意から起こる火災に対してさらに燃えやすくなることは確かですので、人の在宅酸素療法と同じような注意が必要であることに変わりはありません。

 動物の在宅酸素療法を受けている飼い主様、火の取り扱いや在宅酸素療法を行っているの部屋は火気厳禁(禁煙)ですので、十分注意をして酸素商法をするようにしてください。


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平均寿命は・・・

世界保健機関(WHO)が13日発表した2011年版「世界保健統計」によると、日本人の平均寿命は前年と同じ83歳で加盟193か国中1位でした。女性が86歳、男性は80歳だった。

犬での平均寿命を計算する世界の機関は無いので、どこの国の犬が一番長寿なのかはわかりませんが、日本の犬はもしかしたら一番長寿かもしれませんね。

先日19歳の雑種犬で外で飼育されていますがまだまだ元気で庭を駆けずり回っていました。

この子は赤ちゃんの時は千葉県の船橋市で生まれ、台東区のお寺にもらわれてきました。
その時にはお腹の中は寄生虫だらけでした。しっかりと完全になるまで何度も駆虫をしました。

毎年の狂犬病、ジステンパーなどの混合ワクチン、そしてフィラリアの予防薬などきちっと投与されています。

予防をきちっとすることで長寿になることは間違いなしですね。

まだまだ元気ですので長寿間違いなしです。


フィラリア予防の時期です。忘れないようにいたしましょう。
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