尿管閉塞のねこちゃん

昨年他院からご紹介いただきました両側の尿管が閉塞してしまったねこちゃんの手術後のレントゲン写真です。

この猫ちゃんは両側の尿管に結石がつまり、腎臓から膀胱に尿が排泄できずそのまま放置をすると後数日で死んでしまう状態だったのです。
近年増加して問題となっているねこちゃんの尿管閉塞は放置すると腎障害で死亡することも少なくありません。

緊急手術でしたが、手術にも耐えてくれて両側の腎臓から膀胱にバイパスを作成し、今も元気に生活をしております。
レントゲンの写真に写っている白いチューブがSUBシステムという腎臓膀胱バイパスのチューブです。

今でも定期チェックに来院され、バイパスのメンテナンスをしていますが、調子も良好とのことで我々も嬉しい限りです。

獣医師 高木勝久
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「CIAOちゅ~る投薬用」

ネコちゃんのご家族に朗報です!

CIAOちゅ~るより、”投薬用”が出ました‼

通常のちゅ~るより、粘度が4倍なのでお薬が包みやすくなっています。

お薬が苦手な猫ちゃんにぜひ、お試しください。

 

受付 島田

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満員御礼!飼い主様向けシニアライフセミナー!

まだまだ寒い日が続く今日このごろ皆様はいかがお過ごしでしょうか。

先週開催いたしました「飼い主様向けシニアライフセミナー」はご好評につき、定員の20名を超える飼い主様にお越しいただきました。

ご来場の飼い主様からは「とてもわかり易く勉強になりました。」などのお褒めの言葉もいただくことができ、アニホススタッフ一同とても嬉しい限りです。

 

今後も、様々な種類のセミナーを開催いたしますので少しでも興味を持たれた方は是非ご参加ください。

セミナー内容や開催日などは、セミナー開催の一ヶ月ほど前に院内のポスターやアニホスブログにてお知らせいたしますので、チェックしてみてください。

たくさんの方々に有益な情報をご提供できれば幸いです。

 

看護師:柳

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獣医外科実習セミナー

こんにちは。
一週間不在にしていた獣医師呉竹です。
寒い日が続いていますね。

この一週間何をしていたのかというと・・・
ラスベガスにて外科実習セミナーを受けておりました。


ラスベガスというとカジノだったり遊んでいる印象があるかもしれませんが、今回は違います。
セミナーは二人の獣医外科専門医の下で講義・実習をはじめ、日頃疑問に思っていることやアメリカでの獣医学の考え方など学習でき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
外科専門医の知識、技術を目の当たりにし、また専門医の先生でも確立していない分野・手技があり、より一層獣医学への考えを深めていこうと思いました。


ちなみに写真はベラージオの噴水を遠目から撮影したものです。

獣医師 呉竹

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目やに増えてませんか?

こんにちは!獣医師の野田です。

まだまだ寒い日が続きますね☃

 

今日はねこちゃんわんちゃんの「目やに」について少しお話しようかと思います。

「最近うちのこの目やに、増えた気がする…」と気になっている方はいないでしょうか。

この時期、乾燥による影響で目の表面が乾いて目やにが増えることがあります。白っぽいものや茶色っぽいものであれば大きく問題になることはありませんが、ヒアルロン酸等の点眼をすれば目やにが減る可能性もあるので、気になっている方がいましたら病院にいらしてください。

 

また、目やには目やにでも注意するべきタイプがあります。それは、黄色っぽい目やにです。これは細菌が増えてしまっている証拠なので抗生剤の入った点眼薬を使う必要があります。さらに眼がしょぼしょぼしている時は痒みや痛みがある可能性があるのでご注意を!

 

写真は自分の飼っている猫です。茶色い目やにが出てます。

(毛が鼻についてるのに気付いてなくて可愛いです)

 

 

それでは皆様も体調には十分気をつけてください。

 

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