食べちゃった!どうしよう・・・誤食について。

今回のブログのテーマは誤食についてお話ししたいと思います。

アニホスブログにも何度か登場している、我が家のハスキーのりゅうせいですが、最近よく私の娘のおもちゃを持っていったり、テーブルの上にある食べ物を失敬したりと、誤食に悩まされています…。

お恥ずかしながら、今まで色んなものを食べてきたので、ご紹介しますね。笑

 

まず、まだ一歳にもなっていない時期にストッキングを食べてしまい、催吐処置と言って、吐かせる処置を行いました。

が、出てこず…自然と出てくるのを待ち、無事うんちと一緒に出てきました。

次はアニホスで遊んでいるときにおもちゃを飲み込んでしまい、即麻酔をかけ、内視鏡で摘出しました。取れなければ開腹手術になるところだったので本当に良かったです!

 

しばらく誤食は落ち着いていたのですが、私に娘が産まれてからまた誤食をするようになりました。娘の小さいおもちゃを持って行ってしまうのです。

ある日、直径2~3cmの黄色い宝石(写真参照)を飲んでしまったのですが、身体は大きいし、きっとうんちから出てくるかもしれないから、様子を見ることにしました。しかし、10日も経ったころ、夜中に吐きまくり、よだれがダラダラ。

翌朝、超音波検査でお腹を見てみると、腸に宝石のようなものがあることが分かりました。このまま出てくれば良いが、もしかすると麻酔をかけて腸切開をしなければいけないかも…という話になりました。

なんとか出てくれ~!と家族全員で願いドキドキしながら過ごしていました。

そして!数日後にうんちから出てきました!!!ホッとしたのを今でも覚えています。

 

しかしこれでは終わりません…まだまだありますよ…

 

私たちが庭でバーベキューをしている時に、りゅうせいは家の中にいたのですが、脱走してしまい、お肉の油がしみ込んで丸まっているキッチンペーパーを食べてしまいました。私は休日でしたが、アニホスにすぐに向かい、また吐かせる処置を行いました。この時は無事吐いてくれて、皮下点滴をして帰りました。

 

ついこの間は、玉ねぎの入っているコロッケを食べてしまったり、娘のペンだったり、何でもおもちゃを持っていくので、いつか飲み込んでしまうのではないかとソワソワしています。取り上げるタイミングの攻防戦がいつも繰り広げられています^^;

おままごとのフライパンとフライ返しを連続で持って行った日があって、料理でもしたいのかな?!なんて笑ってしまうこともあります。笑

食事中は別の部屋に入れたり、おもちゃの整理もして環境の整備はしているつもりなのですが、娘が落としてしまうとそれを急いで拾い食いしにきたり、なかなか防げないことが多々あります。

いつかお腹を開ける手術をする日が来るのではないかドキドキです。

 

誤食癖があると本当に大変ですよね・・・悩んでる飼い主様も多いと思います。

実際にアニホスにも誤食をしてしまったということで、来院される患者様は多いです。

何を食べてしまったのか、いつ食べたか、症状はあるのか、などお話を聞かせてもらい、必要な検査、処置を行っていきます。

経過観察してもらう場合や、吐かせる処置を行うこともありますが、緊急的に全身麻酔をかけて内視鏡で取り除く場合もあります。

それでも取り除けない場合は、お腹を開けて取り出します。その場合は手術後に入院管理が必要になり、可哀想ですが、数日絶食になります。

またわんちゃん、猫ちゃんが食べると中毒症状を起こしてしまう食べ物もありますので、もし食べてしまった場合は早めに受診するようにしてくださいね。

何か食べてしまった!どうしよう!と、ご不安な時は、まずお電話でご相談いただいても大丈夫です。

飼い主様が気をつければ、防げることもありますので、一緒に対策頑張りましょうね!

 

愛玩動物看護師 君島

この記事のURL

お地蔵様とお花

梅雨の時期が近づいてきましたね。雨風の強い日も多く、過ごしづらいかと思います。

そんな憂鬱な気分を晴らしてくれるような素敵なお花を頂きました。

皆さま病院にいらした際はお地蔵様と共に可愛らしいお花で癒されて下さい。

 

                                 受  付

この記事のURL