Pet Clinicアニホスでは、9月1日の防災の日に合わせて9月中を『防災について改めて考えよう月間』とし、9月2日より様々な展示を開始いたしました!
防災に関するQ&Aや、防災グッズ掲示や動画放映を1階〜2階の待合室で行なっています。
また、9月15日までは昨今話題となっている「災害で消えた小さな命展」を4階で展示しております!
ここで簡単に「災害で消えた小さな命展」の紹介いたします。(参考:http://chiisanainochi.com/pub025/syushi.html)
「災害で消えた小さな命展」では、震災などの災害で亡くなった子が飼い主様からの手紙とともに展示されております。
代表者のうさ様は二つの目的をもって展示会を開催しているとおっしゃっております。
一つは、申し込まれた被災者の方に絵をプレゼントすることで、亡くなった動物の心と、残された人間の心をつなぎたいという目的、
もう一つは『動物も人間と同じ命、大切な家族だ』ということを伝えたいという目的があるそうです。
災害被害者の飼い主様の中には、自分だけが助かってしまったと責めている方が、たくさんいらっしゃいます。
大好きな飼い主さんが、自分がいなくなってしまったことで苦しんでいたら、亡くなった動物たちはとても心配になっていることと思います。
また、被災地で亡くなった動物たちの中には、彼らがもしも人間だったら、確実に助かっていた命もたくさんありました。
申し込みをして下さった方たちからの「動物も大切な家族なんだということを、多くの人に伝えてほしい」「亡くなった動物たちの命や私たちの悲しみが、これから先繰り返されないでほしい。」という思いを託され、展示会の開催を決意されたそうです。
たくさんの絵や被災者の方からの手紙が展示されておりますが、何度見ても心にグッとくる作品ばかりです。
中には閲覧中に耐えられず、泣かれる方もおります。
とても素敵な展示会です。ご来院の際にはぜひ足を運んでください!
受付 山村