こんにちは!梅雨も明け、暑い日々が続きますね。
夏休み本番ということで、海外旅行に出かける人も多いのではないでしょうか?
気温の高い国に旅行される方は特に注意して下さい。蚊をウイルスの感染源とした「デング熱」という感染症にかかる方が近年増加しています。帰国後に発症した人は、2009年までは多くても約100人であったそうですが、2013年では249人と約倍に増えています。デング熱はどういう病気であるのかということをまとめると・・・
デング熱
①熱帯地方に多い種類の蚊(主にネッタイシマカ)を感染源とする。
②感染は人とサルのみ。
③症状は発熱、頭痛、発疹など。重症化すると止まらない鼻出血など。
⑤ワクチンや治療薬はなし。
日本国内の感染例は60年以上報告されていませんが、熱帯地方では今でも流行しており、重症化するととても恐ろしい病気です。厚生労働省の資料では、旅行先での肌の露出を少なくする、網戸やエアコンのある宿泊施設を選ぶ、虫よけスプレーを使う等の予防法が推奨されています。十分な予防対策を行い、快適で楽しい旅行を過ごして下さい!
そして海外旅行に行かない人にも感染する可能性があります。何故かと言うと・・・日本に生息しているヒトスジシマカという蚊がこの病気のウイルスを持つことができるからです!何かしらの理由で飛行機や船舶からネッタイシマカが日本に侵入し、ウイルスが日本に大量に生息しているヒトスジシマカに感染したと考えるだけで身の毛がよだちますね。。
そしてこのヒトスジシマカ、なんとフィラリアを媒介する蚊でもあります。人も動物も蚊の予防対策は十分に行った方がいいですね。
獣医師 室井
※写真はうちに住んでいる猫ちゃんです。
夏休み本番ということで、海外旅行に出かける人も多いのではないでしょうか?
気温の高い国に旅行される方は特に注意して下さい。蚊をウイルスの感染源とした「デング熱」という感染症にかかる方が近年増加しています。帰国後に発症した人は、2009年までは多くても約100人であったそうですが、2013年では249人と約倍に増えています。デング熱はどういう病気であるのかということをまとめると・・・
デング熱
①熱帯地方に多い種類の蚊(主にネッタイシマカ)を感染源とする。
②感染は人とサルのみ。
③症状は発熱、頭痛、発疹など。重症化すると止まらない鼻出血など。
⑤ワクチンや治療薬はなし。
日本国内の感染例は60年以上報告されていませんが、熱帯地方では今でも流行しており、重症化するととても恐ろしい病気です。厚生労働省の資料では、旅行先での肌の露出を少なくする、網戸やエアコンのある宿泊施設を選ぶ、虫よけスプレーを使う等の予防法が推奨されています。十分な予防対策を行い、快適で楽しい旅行を過ごして下さい!
そして海外旅行に行かない人にも感染する可能性があります。何故かと言うと・・・日本に生息しているヒトスジシマカという蚊がこの病気のウイルスを持つことができるからです!何かしらの理由で飛行機や船舶からネッタイシマカが日本に侵入し、ウイルスが日本に大量に生息しているヒトスジシマカに感染したと考えるだけで身の毛がよだちますね。。
そしてこのヒトスジシマカ、なんとフィラリアを媒介する蚊でもあります。人も動物も蚊の予防対策は十分に行った方がいいですね。
獣医師 室井
※写真はうちに住んでいる猫ちゃんです。