最近は少し暖かくなってきて、春を感じますね♪
ただ、春といえば花粉症がひどく悩まされる日々が続きそうです・・・
さて、本日はアニホスのスタッフ犬、ラブラドールレトリバーのてんの手術についてお話したいと思います。
2月頭に、脇腹にしこりのようなものを発見したため、全身麻酔をかけて切除しました。
(手術日は私は出勤ではなかったので、当日出勤していた看護師から聞いた話です。)
手術当日は絶食のため、朝ご飯抜きです・・・。
ご飯やおやつが大好きなてんからしたら、なんで?!どうして今日はご飯くれないの?!
と、きっと思っていたようで・・・ずっと看護師に向かって吠えていたそうです。
そして、手術のために留置針(点滴の管)を前足に入れなければいけないのですが、その時もとても落ち込んでいたとのこと。
お腹は空いたし、いつもしていない大きなエリザベスカラーはしてるし、針は刺されるし、なんなんだ!と、不満気だったそうです。笑
手術は無事終わりましたが、しばらく沈鬱だったようです。
翌日、「てん頑張ったね!」と撫でに行くと、今まで聞いたことのないような声で鼻を鳴らし、全体重を私に委ねて、全力で甘えてきました。笑
傷口は5cm程で小さかったのですが、本人は相当辛かったみたいです・・・笑
抜糸をするまでは、エリザベスカラーをして生活をしてもらいましたが、特に傷を気にする様子もなく、過ごしてくれていました。
切除したしこりは病理検査に出したのですが、結果は悪性ではなかったので一安心です!
今は、抜糸も終わり元気に走り回っています。
足腰が弱らないように+ダイエットのために毎日1km歩くことを目標に院内をお散歩しています♪
アニホスでは、ほぼ毎日、様々な手術が行われています。
わんちゃん猫ちゃんは、なぜ自分がこのような状況に置かれているのか、どうして大好きな飼い主様と離れているのか、理解ができないので、戸惑ったり、不安に思うことがあると思います。ですので、私たち看護師はそんな患者様に寄り添い、少しでも不安が取り除けるよう、患者様それぞれに適した、よりよい看護ができるよう、日々入院看護にあたっていますので、ご安心いただけたらと思います!
なにかご不安なことがあれば、スタッフに遠慮なくお声がけくださいね。
看護師 君島