【犬、わんちゃん、小動物、低侵襲外科、手術、腹腔鏡、胆嚢摘出術】
アニホスでは胆嚢炎、胆泥症、胆石症、胆嚢粘液嚢腫などの疾患に対し、腹腔鏡での胆嚢摘出術を実施しております。
ヒトでは胆嚢炎や胆石症に適応される腹腔鏡下胆嚢摘出術も、小動物では依然として開腹手術で行われる動物病院がほとんどです。
わんちゃんにおける胆嚢疾患はヒトの重度胆嚢炎症例と同程度ものが散見され、合併症も少なくありません。
我々は、年齢や症状の程度、併発疾患などを加味した上、チームで腹腔鏡手術・開腹手術・内科治療等の治療方法を検討しております。
腹腔鏡での胆嚢摘出術は傷が小さく、痛みが少ないのはもちろんのこと内視鏡による拡大視効果により臓器の膜解剖まで詳細に観察しながら手術を行えるのがメリットです。
デメリットとしては、習熟した内視鏡手術のチームが必要となります。
もし、周りに胆嚢疾患で悩まれている方は、セカンドオピニオンもお受けしますので気軽に受診なさってください。
手術の写真をご覧になりたい方は、https://www.anihos.com/advancedmedical/endoscope/に掲載しております。
獣医師 高木勝久