寒くなると多くなる病気part1

こんにちは!
今年は秋でも温かい日が多いなと思ったのもつかの間。
急に冬の気温の日が増えてきましたね。
気温の変化に体調を壊している方はいませんか?

実は私は不覚にも、寒さにやられて10年ぶりくらいに膀胱炎になってしまいました。。。
地味につらいんですよね・・・。

膀胱炎はネコちゃんわんちゃんにも多い病気ですが、
膀胱炎をはじめとする泌尿器疾患は、冬に近づくととくに多くなる病気の1つです。

人間だと「寒さのせいで冷えてしまって・・・」なんてよく言いますが、
わんちゃんネコちゃんの場合は、それだけではなく水を飲む量が減ってしまうことも
大きな原因の一つです。
特に顕著に表れるのがネコちゃんで、
「寒いからコタツから出たくないにゃあ~」
なんて言っている らくちゃん みたいなネコちゃんは要注意。
水を飲む回数が減るのに加え、トイレにいく回数も減ってしまうので
膀胱炎や尿石症になるリスクが高くなってしまうのです。

膀胱炎・尿石症の症状としては、
何度も何度もトイレに行く、一回の量が少ない、トイレに長時間座っている、尿の色が赤い、匂いがいつもと違う
などがあります。
また、トイレに行くのに全く尿がでないという場合は緊急性の高い状態の場合もあります。すぐにご相談ください。

普段からおうちのわんちゃんねこちゃんの
排尿回数、尿の量・色・匂い、排尿姿勢、飲水量をチェックして「正常」を知っておくことで、
いち早く「異常」に気づくことができます。
今日からチェックしてみてくださいね!


また当院では、尿管結石や膀胱、尿道腫瘍などによる水腎症(尿の通過障害により腎臓が拡張した状態)や排尿障害に対して
通常の処置、手術以外に、
尿管ステントや尿道ステントの設置を施術しています。
ステントの設置をご希望の方も是非一度ご相談ください。


利田

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