猫ちゃんの巨大結腸症

巨大結腸症とは、結腸の運動が低下して拡張してしまいウンチが出にくくなる、すなわち便秘になってしまう病気です。
何らかの原因で結腸に長期間ウンチが留まり続けるとずっと水分が吸収されつづけてしまい、ウンチが出にくくなってしまいます。そして、長期間結腸が拡張し続けると、巨大結腸症になります。

慢性的な巨大結腸症、つまり頑固な便秘の状態では脱水や嘔吐、食欲不振などが起こることもあります。

便秘といえども、放置してしまうと巨大結腸症になるリスクが高まります。
便秘の兆候がみられたら早めに連れてきてあげてくださいね。

獣医師 高野

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