犬の痴呆

こんにちは。
やっと秋らしい気候になってきましたね。

今日は犬の痴呆についてです。
というのも、先日お年寄り犬を家で預かったら、さみしがってずっと吠えてました。
夜中もかまわず吠え続けていました。
この子は痴呆というわけではないのですが、
夜中に吠え続ける痴呆のわんちゃんを飼っているのはこんな感じなんだな、と思いました。
きっとこの吠えが毎日続くと疲れちゃうだろうな、と思い、今回は痴呆について書きます。

痴呆のわんちゃんの症状は
・吠え続ける
・歩きまわる(ゆっくりとぐるぐる回る)
などです。
この症状で一番飼い主さんが困ってしまうのは吠え続けることです。
ご近所迷惑にならないか気になりますし、
とっても大きな声で鳴くので眠れません。
この状態のままにしておくと、やはり飼い主さんに疲れが出てきてしまいます。

.そこで病院では、夜泣きしてしまうわんちゃんには睡眠剤を処方したり、
日中お預かりする、いわゆるデイケアを行っております。
ずーっと一緒にいて長生きしたからこそ、痴呆が出た時に、
その症状でわんちゃんを嫌いにならないでほしいのです。
ずっといい関係でいられるように、当院では色々とお手伝いをさせてもらいます!

他にも寝たきりになったわんちゃんのケアの仕方等ご相談にのりますので、
興味のある方は、病院スタッフに声をかけてください♪

写真はお預かりしたマルちゃんです。
歯が全て抜けてしまい、べろが出てます。
そんなお顔も可愛らしいですね♪


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