私の可愛い、可愛い、それは可愛いーマメちゃんも3月でもう8歳になりました!!
信じたくはありませんが、もう高齢犬といわれる年齢です。7歳以降を高齢と分類するわけですが、まだ外観による変化はあまり感じられません。飼い主としては「高齢」という響きに抵抗がありますが、「見えないところで少しづつ変化している健康状態に注意が必要なライフステージに入った」こと再認識し、今後の健康管理により一層気をつけていきたいと思います。
そこで今回は食餌と一番かかわりが深く、しかし飼主が見逃してしまいがちな「歯」の健康について考えてみましょう。
犬もヒトと同様、食べかすや口の中の細菌が歯の表面につき、歯垢を形成し、放っておけばやがて固い歯石となり、歯肉炎や歯周病などの歯科疾患の原因となります。食欲がない、なんとなく元気がない、口を触るといやがる、口の中が臭い、頭を良く振るなどは、こういった歯科疾患がすでに起きている場合があります。犬は殆どの場合ヒトと違い「虫歯」のように歯に穴があくわけではなく、歯と歯茎の間に問題が発生し、血液中に入った細菌が原因で心臓、腎臓や肝臓疾患を生じることさえあります。また、いったん歯石となると、全身麻酔をして、外科的に取り除くことしか出来ません。歯石が多くあればあるほど、麻酔時間も延長し、身体的に負担がかかることになります。
つまり、飼い主としてできることは「歯垢をつけない」ように手入れをしてあげることなのです。
それには大きく分けると(1)歯垢をとる効果のあるフードの利用(2)噛むためのおやつやおもちゃ(3)飼主による歯磨きの3点が予防方法として考えられます。(1)は、柔らかいフードよりドライフードの方が歯垢がつきにくいといわれているのでドライフードの使用が望ましいでしょう。最近では、フードの大きさなどを工夫して歯垢がつきにくくしている商品があります。(2)は一般的には「ローハイドガム」といわれているものが歯垢をつきにくくするようです。その他「噛む用」おもちゃやおやつが多々ありますが、いずれの場合も「歯より固いものを噛ませない」ことに気をつけなければなりません。歯が欠けたり、磨り減ったりすることがあるので注意が必要です。そして最後に(3)の歯磨きですが、これは出来るだけ小さな子犬のときから習慣づけていかないと難しいかもしれませんが、最初はガーゼやタオルを指先に巻き、歯と歯茎の間をマッサージするようにして歯磨きの習慣をつけ、徐々に歯ブラシに習慣ずけていきましょう。「徐々に」が大切ですよ。何事も無理やりやれば、ネガティブなイメージとして犬にのこってしまい、継続が難しくなりますからね。歯磨き製品には酵素がはいったものや犬の好きなフレーバー付など色々あるので試してみるのも良いかもしれません。
磨く頻度は、食後48ー60時間で歯垢が歯石化することを考えると2−3日置きでも良いのですが、ついてしまった歯垢を、ごしごしこすり、研磨剤や歯ブラシなどで歯の表面を傷つけると、そこに歯垢がつきやすい環境を作ってしまうこと、習慣付けが必要なことを考えると、やはり、毎日少しずつ行うのが良いでしょう。 そして定期的に動物病院でチェックしてもらうと安心ですね。
健康な歯と歯茎は、栄養バランスのとれた食餌の上に成り立っています。歯磨きばかり完璧でも食餌がおろそかでは本末転倒ですよね。
「バランスのとれた食餌、美しい歯、健康な歯茎」で飼い主ができる大切な健康管理法です。
信じたくはありませんが、もう高齢犬といわれる年齢です。7歳以降を高齢と分類するわけですが、まだ外観による変化はあまり感じられません。飼い主としては「高齢」という響きに抵抗がありますが、「見えないところで少しづつ変化している健康状態に注意が必要なライフステージに入った」こと再認識し、今後の健康管理により一層気をつけていきたいと思います。
そこで今回は食餌と一番かかわりが深く、しかし飼主が見逃してしまいがちな「歯」の健康について考えてみましょう。
犬もヒトと同様、食べかすや口の中の細菌が歯の表面につき、歯垢を形成し、放っておけばやがて固い歯石となり、歯肉炎や歯周病などの歯科疾患の原因となります。食欲がない、なんとなく元気がない、口を触るといやがる、口の中が臭い、頭を良く振るなどは、こういった歯科疾患がすでに起きている場合があります。犬は殆どの場合ヒトと違い「虫歯」のように歯に穴があくわけではなく、歯と歯茎の間に問題が発生し、血液中に入った細菌が原因で心臓、腎臓や肝臓疾患を生じることさえあります。また、いったん歯石となると、全身麻酔をして、外科的に取り除くことしか出来ません。歯石が多くあればあるほど、麻酔時間も延長し、身体的に負担がかかることになります。
つまり、飼い主としてできることは「歯垢をつけない」ように手入れをしてあげることなのです。
それには大きく分けると(1)歯垢をとる効果のあるフードの利用(2)噛むためのおやつやおもちゃ(3)飼主による歯磨きの3点が予防方法として考えられます。(1)は、柔らかいフードよりドライフードの方が歯垢がつきにくいといわれているのでドライフードの使用が望ましいでしょう。最近では、フードの大きさなどを工夫して歯垢がつきにくくしている商品があります。(2)は一般的には「ローハイドガム」といわれているものが歯垢をつきにくくするようです。その他「噛む用」おもちゃやおやつが多々ありますが、いずれの場合も「歯より固いものを噛ませない」ことに気をつけなければなりません。歯が欠けたり、磨り減ったりすることがあるので注意が必要です。そして最後に(3)の歯磨きですが、これは出来るだけ小さな子犬のときから習慣づけていかないと難しいかもしれませんが、最初はガーゼやタオルを指先に巻き、歯と歯茎の間をマッサージするようにして歯磨きの習慣をつけ、徐々に歯ブラシに習慣ずけていきましょう。「徐々に」が大切ですよ。何事も無理やりやれば、ネガティブなイメージとして犬にのこってしまい、継続が難しくなりますからね。歯磨き製品には酵素がはいったものや犬の好きなフレーバー付など色々あるので試してみるのも良いかもしれません。
磨く頻度は、食後48ー60時間で歯垢が歯石化することを考えると2−3日置きでも良いのですが、ついてしまった歯垢を、ごしごしこすり、研磨剤や歯ブラシなどで歯の表面を傷つけると、そこに歯垢がつきやすい環境を作ってしまうこと、習慣付けが必要なことを考えると、やはり、毎日少しずつ行うのが良いでしょう。 そして定期的に動物病院でチェックしてもらうと安心ですね。
健康な歯と歯茎は、栄養バランスのとれた食餌の上に成り立っています。歯磨きばかり完璧でも食餌がおろそかでは本末転倒ですよね。
「バランスのとれた食餌、美しい歯、健康な歯茎」で飼い主ができる大切な健康管理法です。