どうしても犬や猫を飼っていけなくなったとき

可愛がって引き続き責任を持って飼ってくれる新しい飼い主を、極力探しだして譲るようにつとめましょう。この場合には、その犬や猫の特徴(性質、食餌の好み、与え方、手入れ方法など)その他参考になることはよく伝え、あなたの手を離れた後、一日も早く新しい飼い主と生活に慣れることできるように、出来るだけのことをしてやってください。
新しい飼い主が見付からないときでも、遠くに放したり捨てたりする事だけは絶対にしないでください。その場合、動物の保護および管理に関する法律によってあなたが罰せられるばかりでなく、その犬や猫たちは哀れにものたれ死にするか、野良犬、野良猫となって横行し、咬傷事故や環境汚染などの社会問題に発展してしまうからです。その結果、人に追われ、幸せな生活からはほど遠い暮らしをさせることになるのもおわかりいただけることでしょう。
都道府県では、不要犬、不要猫を引き取る窓口がありますから、必ず申し出て相談しましょう。新しい飼い主のあっせんに力を貸してくれる場合があります。それができない時には、人道的に処理することになっています。

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