獣医師国家試験

今日は第63回獣医師国家試験の合格発表でした。
今年も1000人位の新米獣医師が社会に羽ばたいていきます☆
私も○年前に国試を経験しましたが、毎年、発表の日になると少しそわそわしてしまいます。

『獣医師』という言葉を見て、みなさんがイメージされるのはどんな姿でしょうか?
いわゆる『動物のお医者さん』、小動物臨床に就いている獣医師を想像される方が多いと思います。
でも実はビックリするほど職域が広いのです!

例えば食卓に並ぶハンバーグが出来るまでにも多くの獣医師が関わっています。
家畜の健康管理や治療に携わる獣医師
食肉検査場で衛生管理をする獣医師
輸入肉の検疫をする獣医師
家畜の病気や食中毒が発生してしまった時にも獣医師が奮闘しています。

また臨床家以外にも、製薬や検査会社などの企業に勤める獣医師、公務員、研究に進路を向ける獣医師もいます。
例えば研究だと、人獣共通感染症はもちろん、医学部で研究をしている獣医師も数多くいます。
動物園や水族館で働いている獣医師もいます。
大学時代の同期と話していても、進路がちがうとお互いの話がすごく新鮮に聞こえます。

私も実際、大学に入るまで、獣医師の職域の広さはわかりませんでした。
同じ資格でここまで職域が広いのも珍しいですね☆

今週はお休みを頂き、母校に行っていました。
お世話になった研究室の先生が退官されるので、挨拶を。まだ雪の残る青森へ。
寒かったです!!!
でも牧場のジェラートを食べてきました♪笑

鈴木

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