春の訪れを感じた日


立春は過ぎたというのに、まだまだ毎日寒いです。
寒がりの私はこのままずっと寒かったらやだなぁなんて考えながら、病院前の植木たちに水やり。

あれ!?よくみるとなんだか新芽がでています!まだちっちゃいけれどよく見ると意外と沢山!

寒い冬をじっと耐えしのぎ、そしてしっかりと春の訪れを感じている植物たち。
しゃべれないけれども、きっと

「春がもうそこまできてるよー!準備はできてるよー!」

と教えてくれていることでしょう。ちっちゃいけれども、なんだかとっても力強い芽たち。

私も毎日背中をまるめてちじこまってばかりいないで、頑張らなくては!
そう感じさせてくれました。


特に、入口右横にあるミツマタは沢山のつぼみが今にも花開きそうです。
ミツマタは春になると他の花よりも一歩さきに咲く花として有名だそうで、サキクサとも呼ばれます。
そしてこんな歌もあります。

「春されば まず三枝(さきくさ)の
幸(さき)くあらば
後(のち)にも逢はむ
な恋(こ)ひそ吾妹(わぎも)」
柿本人麻呂


三枝は幸(さき)の枕詞なんだそうです。素敵ですね!
春が待ちどおしいです!

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