いや~な臭いの話・・・

今日も曇り空で、すっきりとしないお天気ですね。
じめじめ、ムシムシしたこの季節、私が個人的に一番気になってしまうのが、
「臭い」です。

なかなか乾かない洗濯ものの生乾きの臭い、湿気がたまった室内のカビくさい臭い、
湿度が高く汗をかきやすいので汗臭さも気になります。

先日も梅雨時期はワンちゃんネコちゃんのお耳や皮膚が痒くなりやすいという話を書きましたが、
ワンちゃんネコちゃんのお耳や皮膚が炎症を起こした時も独特の臭いがします。

病気のサインとして「臭い」は意外と重要で、
診察中の獣医師も実はこの「臭い」をこっそりチェックしているんです。

例えば、膀胱炎の子のおしっこは臭いがきつくなったり、
腎不全や糖尿病の子の口臭が独特な臭いだったりします。
また病気によってはウンチの臭いがかわったりもします。
それぞれどんな臭いか、言葉で表現するのはちょっと難しいのですが、
おうちのワンちゃんネコちゃんの正常な臭いを覚えておけば、「いつもと違う臭いがする!」
と判断することができると思います。そんな時は病院にいらして頂ければと思います。

ちなみに、飼い主様からの臭いに関するご相談で一番多いのは
やはり、歯周病からくる口臭です。
ワンちゃんに関しては、3歳以上のワンちゃんの80%以上が何らかの
お口のトラブルを抱えていると言われていますので、ご相談の件数の多さにも納得です。

飼い主さんの中にはこの口臭を「下水のような臭い」と表現する方がいますが、
これは実はいい線いってます!
歯石の元となる歯の表面のヌメリ、キッチンの排水溝の厄介なヌメリ、
どちらも細菌が形成する「バイオフィルム」が原因なんです。ちょっとぞっとしますね。

でも、心配はいりません。原因が同じなら対処法も同じ、
歯石になる前のこのヌルヌルの状態ならば、こするだけで落とすことができます。
そうです、歯磨きです!

アニホス川口では、無料でわんちゃんの歯磨き指導をしていますので、
お気軽にご相談ください!

板橋本院では、6月25日(土)にみんなで歯磨きの練習をする無料セミナーも開催しますので、
こちらにもぜひぜひご参加ください!


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