手術室

当院の手術設備
ガス麻酔器と手術台。
当院では、6台のガス麻酔器をそろえています。確かに、麻酔薬を注射するほうが薬剤や設備の面から言うと、安価で容易のように感じる方もあるかもしれません。しかし、安全性から言うと、ガス麻酔のほうがずっとポイントが高いのです。少しでも安全性が高い医療、動物の身体に負担のかからない医療を目指すことが、結果的には飼い主様にとっても一番いいことだと私たちは確信しています。
また、各種モニター、たとえばカプノマックと言われる各種のガス濃度が計れる器械や血圧計など各麻酔機ごとにそろえてあります。
マイクロ顕微鏡手術とレーザー手術
小さな動物の身体の細かな手先の作業を伴う手術、眼科手術、耳鼻科手術、開頭手術などのため、顕微鏡を使って患部を拡大しながら手術を行う設備もあります。また、腹腔鏡手術やステント設置手術など動物に優しい低侵襲外科にも力を入れております。
手術について
手術中は、最新の麻酔技術とそれに必要なモニタリング(心電図、血中酸素・炭酸ガス及び麻酔ガス濃度、血圧などの諸設備)をしながら、より安全に手術を行うことができるようになっています。
 
手術前のお願い
予約された方は、前日夜9時以降、飲食をさせないでください。
手術の前日には、過度な運動は控えさせてください。もし、元気に走り回ってしまうようでしたら、ケージの中で静かに過ごさせるという方法も御一考ください。
手術の立ち会いはできません。
手術の前には、説明や内容をよくご理解いただいた上で、承諾書に署名・押印して提出していただきます。
術式、見積、予後のケアなどを、事前にきちんとご説明いたします。
承諾書について
当院にペットを入院させ、または手術を受けるときに、飼い主様に色々な注意事項、その他治療方法、予後、概算予算などご説明いたしますが、各種書類にご承諾の署名や印鑑をいただきます。
 
手術室
手術室はフィルターを通した陽圧を加えて無菌室にしています。3台の手術台が同時に動くことが出来ます。 

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