アレルギーの季節が近づいて来た!

 ヒトは、まだまだ寒いと身を硬くしてぶるぶると震えていますが、自然はすごい!
しっかりと、着実に春の支度をしています。 木々は冬の間に雨細工のようにほそい枝を伸ばし,そこには硬いつぼみが少しづつ大きくなっています。あとはもう咲くのを待つばかりといった風に見えます。そう、そしてそろそろ花粉が飛び始め、草が伸び始め...
アレルギーのあるヒトには春は同時につらい時期の到来です。
 これはアレルギーを持つ犬たちも同じこと。3~4月から11月頃まで、我が家は愛犬マメタロウのアレルギーに気をもむ季節なのです。
 そこで今回は、我が家流アレルギーの季節の乗り越え方をご紹介します。
マメタロウは3月で5歳になるヨークシャテリアですが、毎年夏になると自然にお尻が、インディアンが裸の身体にひざ下だけふさふさした飾りをつけているように変身します。そう、痒くて自分でかむのではげてしまうのです。とりあえず、何に対してアレルギーなのかを検査したところ、なんとインドアー、アウトドアーで反応があったのです。つまり、室内ではチリやほこり、室外では草やノミ に対してアレルギーがあり、さらにショックだったのは「ヒトのふけ」などに対しても感受性があるとのことでした。これって一言でいえば「生きているだけでアレルギー」っていう感じがしてものすごくショックでした。もう、この子はこれで一生くるしむのかと思うと涙が出てきてしまいました。
 でも、一番つらいのはマメタロウ、そして次がそれを見ている時間が長い母なのです。薬をのんでも、改善度は70%、さらに、冬はまったく何も生じないため、とりあえず、環境や食餌を変えながら、体質改善(?)をホリスティックな方法でやってみることにしました。
 おそらく、マメタロウの大敵は、ノミと春から夏に生える草のようなので、これに対する対策です。そもそもノミは、弱った犬の皮膚が好きなのだそうです。犬の皮膚は弱アルカリ性なのですが、アルカリ度が強すぎると皮膚のpHバランスが崩れ、抵抗力が弱くなり、ノミに対応できないのだそうです。 そこで、現在ではいつもの自家製調理食に、サプリメントを添加しました。まず、ノミを寄せ付けないよう皮膚の改善をはかり、健康を促進する「インターナルパウダー」というもので、この中にはビタミン、カルシウム、レシチンなどが含まれています。そして、被毛を改善するために必須脂肪酸。これはいろいろな種類の植物油がブレンドされ、犬の被毛に良いn-3のバランスが含有されています。さらに、皮膚のpH改善、また、かゆみや炎症のストレスで消失したビタミンCを補うため、微量のビタミンC(アスコルビン酸)を添加しています。
 昨年はノミのシーズンがすでに到来した6月頃からこの方法を試みたのですが、確かにインターナルパウダーを摂取し始めてから2ヵ月後にはノミのつく頻度がぐんと減りました。 ただ、本来このインターナルパウダーはノミのシーズンの2ヵ月くらい前から食餌に添加していき、皮膚を改善して行くもので、去年はスタートが遅かったため,本来の甲かは不確かでした。
 今年はノミシーズンの前から、インターナルパウダーに加え、先ほど述べた食餌療法を行っているため、さらなる効果を期待しているのですが...
 

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