ＹＫ２問題もとりあえず、クリアーし、あっという間に1月も終わってしまいま
した。
みなさんのお正月はいかがでしたか？　やっぱり、食べ過ぎ、飲みすぎで太ったりして....　そう、ヒトは雑食のためなんでも良く食べますよね。それはうちの愛犬も同じ。口から外れたものはありません。そう、犬も雑食動物。なんでも食べたがりますよね。
　それに比べ猫の嗜好性の激しいこと。「これはもうあきたの」なんて、ある日突然いままで食べていたフードを食べなくて困ったことありませんか？
　ここで犬と猫の野生における食性を比較してみましょう。
たとえば獲物の食べ方ですが、オオカミなど犬科の動物は、最初に獲物の内臓から食べ始めます。獲物は草食動物なので、その腸内には当然半消化状態の植物が入っています。一方、猫科のライオンなどは、腸内を舌で取り除いてから食べ始めます。
　消化に重要な腸は犬よりも、短く、炭水化物や食物繊維を効率的に消化することが出来ません。しかし、動物組織に関しては犬よりも効果的に消化できるのです。
　さらに、猫に必要な必須アミノ酸やタウリンは動物組織中に多く存在するため、それらの摂取が必要です。
　以上のことから、猫のベジタリアン、またはドッグフードを主食にする猫などはもてのほかだということがおわかりいただけましたか？猫には肉や魚など動物性中心で、低炭水化物、低食物繊維の食餌が適しているのです。
　また、野生の猫が捕らえたばかりの獲物を、体温が正常に近い状態で食べることから、
フードは体温程度に温めてあげたほうが嗜好性が良くなることも納得ですよね。
　必要な栄養の欠乏症は、疾病の原因になります。もう一度あなたのかわいい猫ちゃんの食生活を見なおしてみてくださいね。