第23回 動物臨床医学会年次大会 Proceedings（2002・11・16-17）
一般講演
●代謝性表皮壊死症（壊死性遊走性紅班、Necrolytic Migratory Erythema)の２例
研究者：森本かおり 坂口貴彦 関口麻衣子 桃井康行 賀川由美子 森崇 三枝早苗 岩崎利郎 山村穂積
症例報告
●都内１病院におけるウサギの歯牙疾患の罹患状況と臨床傾向
研究者：岡本五月樹 森本かおり 山 村穂積
●犬の巨大化した潜在精巣腫瘍の一例
研究者：湯本哲夫 小和田友美 枩本隆志 紫藤哲生 藤田桂一 山村穂積 酒井健夫
●猫の鼻腔腺癌の一例
研究者：湯本哲夫 小和田友美 枩本隆志 紫藤哲生 藤田桂一 山村穂積 酒井健夫
●院内における多剤耐性菌調査−４
—歯周病罹患犬における歯周ポケットからの分離菌種とその薬剤感受性試験成績 —
研究者：枩本隆志 湯本哲夫 小和田友美 紫藤哲生 藤田桂一 山村穂積 酒井健夫
ポスターセッション
●代謝性表皮壊死症（壊死性遊走性紅班、Necrolytic Migratory Erythema)の ２例
研究者：森本かおり 坂口貴彦 関口麻衣子 桃井康行 賀川由美子 森崇 三枝早苗 岩崎利郎 山村穂積
●フェレットの入院看護の注意点
研究者：高嶋絵理子 小中裕子 児玉由美子 山本亜紀 篠悦子 大澤樹子 沢田有香 橋本千穂 大矢純子 川崎誉子 木村亜衣 阿久津恵子 森本かおり 山村穂積
第23回 動物臨床医学会年次大会 日本動物看護学会 Proceedings（2002・11・16-17）
一般講演
●フェレットの入院看護の注意点
研究者：高嶋絵理子 小中裕子 児玉由美子 山本亜紀 篠悦子 大澤樹子 沢田有香 橋本千穂 大矢純子 川崎誉子 木村亜衣 阿久津恵子 森本かおり 山村穂積
1st AsianVeterinaryDermatologyMeeting Proceedings (2002・10・5-6）
一般講演
●Two case of Necrolytic Migratory Erythema
研究者：Kaori MORIMOTO, Maiko SEKIGUCHI, Takashi MORI,YumikoKAGAWA,Takahiko SAKAGUCHI, Sanae SAEGUSA, Hozumi YAMAMURA,YasuyukiMOMOI,Toshiroh IWASAKI
Necrolytic migratory erythema is a rare skin disease,however,thisdisease requires attention to such an extent that itisoftenassociated with medical diseases with poor prognosis.Thisdiseaseis often associated with hepatic cirrhosis,diabetesmellitus,pancreatic glucagonoma or hyperadrenocorticism.Lesionsincludeerosion, crusting and erythema in the face around themouthor theeyes, and also in the pinna, footpads on extremitiesorgenitalregion.
[Case1] A 7 year-old female Shih-Tzu has beentreatedwithphenobarbital and potassium bromide for 6 years asthepatientexhibited epileptic seizures. From 3 months ago,crustinginextremities and face, and hyperkeratosis on thefootpadsappeared,and hair coat of the patient became very coarse.The skinscrapingsfailed to show any ectoparasites. The dog did notrespondto anyantibiotic therapy, and the lesions spreaded totheperianalregion.
[Case2] A 14 year-old male mixed breed of Spitz andMalteseshowedhyperkeratosis on the footpads for 6 months. Since 3monthsago,crusting and ulcerative lesions developed in inguinalregionandthey extended to the face around the mouth, the eyes, thepinnaandperianal region. Antibiotic therapy, externalapplicationofdisinfectants or shampoo treatment did not have anyeffect atall.The body weight was decreased and the patient had apain inthelesions.
Biochemistry analysis of two cases revealed elevatedliverenzymesand hypoalbuminemia. Histopathological findings fromtheskinbiopsies revealed parakeratotic hyperkeratosis (apinklayer),strongly edematous epidermis (a white layer),andepidermalhypertrophy (a blue layer). Two dogs were diagnosedashavingnecrolytic migratory erythema according to theseclinicalandhistopathological profiles.
第11回中部小動物臨床研究会発表会 Proceedings (2002・10・13）
一般講演
●犬の口腔内メラノーマ６例の検討
研究者：山岡新生 山村穂積
2001年4月から2002年4月までに、当院にて外科療法を行った口腔内メラノーマ（悪性黒色腫）と診断したイヌ６例（12〜16才）Ｔ1が1例、Ｔ3が５例について、診断、治療（外科手術）ならびに経過などの若干の考察を加えて報告する。
平成14年度日本小動物獣医師会年次大会（仙台） Proceedings (2002・10・5-6）
一般講演
●猫の小腸腺癌のの１例
研究者：湯本哲夫 藤田桂一 山村穂積 酒井健夫
猫の腸管腫瘍のほとんどはリンパ肉腫あるいは肥満細胞腫であり、次いで小腸腺癌の発生が多いと言われている。小腸腺癌の症状は嘔吐、体重減少、食欲不振がであり、下部小腸あるいは大腸に発症した場合は来院が遅れることが多い。一般に治療が長期化することから小腸腺癌と確定診断されることはまれである。今回我々は腹腔内への高度な播種性転移を伴なう小腸腺癌症例に遭遇し、その腹水から３種の多剤耐性菌を分離した。
平成14年度日本小動物獣医学会（埼玉） Proceedings (2002・9・12）
一般講演
●犬の大腿部筋肉内に発生した平滑筋肉腫の１例
研究者：湯本哲夫 藤田桂一 山村穂積 佐藤常男 酒井健夫
後肢跛行を呈した５歳齢のゴールデンレトリバー、雄の右大腿部内側筋肉内腫瘤の全摘出を行った。症例は、術後７日目には歩様がほぼ回復したが、4週後には再び腫瘤が認められたので6週後に再摘出を試みた。しかし腫瘤は大腿動静脈および大腿骨を取り囲む様に生じていたため、全摘出はできず、再手術から３週間後に呼吸困難を呈して死亡した。摘出組織の病理組織学的検査によって、腫瘍は平滑筋肉腫と診断され、肺、肝臓、心筋、横隔膜、腎臓、前立腺に転移が認められた。
平成14年度日本小動物獣医学会（関東） Proceedings (2002・9・12）
一般講演
●犬の大腿部筋肉内に発生した平滑筋肉腫の１例
研究者：湯本哲夫 藤田桂一 山村穂積 佐藤常男 酒井健夫
Association of Internal Medicine in Metroporitan
Veterinary Schools AIM-MOVES Proceedings (2002・6・16）
一般講演
●代謝性表皮壊死症（壊死性遊走性紅班、Necrolytic Migratory Erythema)の２例
研究者：森本かおり 関口麻衣子 賀川由美子 森崇 阪口貴彦 三枝早苗 山村穂積 桃井康行 岩崎利郎
代謝性表皮壊死症はまれな皮膚疾患である。本症には肝硬変、糖尿病、グルカゴン分泌性膵臓腫瘍、副腎皮質機能亢進症に付随して発症し、皮膚症状は全身症状より早く認められる。肉球の角化亢進、潰瘍、顔面、生殖器および四肢紅班、びらんおよび脱毛窓が認められる。これらの病変は二次的な細菌や真菌の感染を伴うことが多く、抗生物質の治療に対する反応が乏しい。予後不良な内科疾患に付随して起こることが多いという点で注意が必要な疾患である。今回、我々は、代謝性表皮壊死症の２例に遭遇した。
日本獣医臨床病理学会2002大会 Proceedings (2002・2・23〜24）
一般講演
●犬歯周病関連細菌と処置直後の末梢静脈血における分離菌の検討
研究者：湯本哲夫 小和田友美 角矢布優 枩本隆志 藤田桂一 山村穂積 酒井健夫
歯周病処置浸襲の実際は十分解明されていない。歯周病関連細菌感染による菌血症が処置浸襲の一因として議論されている。今回、全身麻酔下での歯周病処置時に歯周ポケット内および処置後の末梢静脈血から菌分離を試みた結果、菌血症を示唆する成績が得られた。
平成13年度日本小動物獣医学会（広島） Proceedings (2002・2・9〜11）
一般講演
●急性横断性脊髄円と診断した犬の一例
研究者：大串直史 小川華子 岡田みどり 北川勝人 鈴木隆之 田中茂男
一般講演
●若齢猫（２ヶ月齢）の拡張型心筋症の一例
研究者：山岡新生 弓削田直子 町田 登 若尾義人 山村穂積