心臓ペースメーカー細胞

様々な細胞に変化できる胚性幹細胞(ES細胞)を使って、心臓の拍動のリズムを刻むペースメーカー細胞を作ることに、鳥取大の久留一郎教授(再生医療)らがマウスで成功した。
(2011/01/13読売新聞)

この研究は不整脈の治療に貢献しそうですね。今まで重度の不整脈では人工心臓ペースメーカーを体内に埋め込み心臓に直接装着して心臓の拍動を維持している。 しかし自立神経の活動に合わせて心臓の拍動を変えることができないのが欠点です。この細胞移植でペースメーカー細胞(洞結節細胞)の電気信号が自立神経の 活動によって変化し、コントロールするようであればすごい事です。また、電池切れが無く、MRI等の検査にも支障が無いこともいいですよね。

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